森のなか

 
木が森の中にある時
その一本の木を見つけ出すことは
難しいように思う

本がその森の中にある時
その一冊に逢うことは
難しいように思う

でも 逢えるんだなぁ



こんな字を なんと読むんだろう

 「  本
   本本  」



循環

 春一番が吹きわたっていった

何百年もの樹齢の森の中では
風ははるか上空に感じられ
地上では 吹き飛ばされることなく 
風の音を聴いていられた


新しくなることで 循環している

それは 自然にあることだけれど
自分で おこす流れでもある


春なので
新しいお稽古
侍流を思い出しながら はじめてみる


 梅が ながく咲いています 風が還えしていきます



古巣

 
古巣に戻るのを 
良しとしなかった いままで

あたたかいのも
居心地いいのも
知っているからこそ
戻らない 
- と 決めていた

その こころが
ほろほろと ほどけて

じんわりと 喜びながら
古巣に戻ることが
できるようになってきた いま


としつき なのか
めぐり なのか

戻ることが 新しい 
- というのも おもしろい



春隣

 
寒いね

でも 隣には 春がいるね

あぁ 春がいるね



春からの あたらしいこと

いくつか 準備し始める





侍とゆく

 
新米は手元にあるし
おいしいご飯はもうすぐ そこ!

と いうわけで
ご飯を炊くために 土鍋を買いにいくことにしました


出不精の侍をお誘いしてみたら
なんと めずらしく 二つ返事で車を出してくれました

いざ 伊賀丸柱 伊賀焼の土鍋!!

信楽の狸たちに見送られ 山間を進めば
30分ほどで伊賀です
こんなに 近かったんだ

しかし 伊賀の地は 太古の昔
琵琶湖の湖底だったそうで
現在の琵琶湖からの遠さを思うと
いろんな風に ずいぶん遠くにきたもんだと思うのです


お目当ての 一合炊き土鍋 と
ちょっと 気になっていた 燻製土鍋 とを
両手に携えていろんな風に 痺れながら帰ってきました

まずは "目止め"をするとのこと
使う前に おかゆを炊き込んで
お米のでんぷん質で土鍋の細かい気孔を埋め 水漏れを防ぐのだそうです
「天保の時代からそのようにご案内しています」とのこと
それは もう そのようにいたしますー

この土鍋で 秋の詩 を炊く頃
年の初めに仕込んだ 味噌も 出世させようかな
御馳走って そういうことだなぁ



よいこと ふたつ みつ 思う

 侍から著書 『剣術』 を頂戴する
 記憶していたより  いい装丁だった
 ”わかろうとする人には、理解出来るものと思う。”と はじめに にある
 "わかろうとする"
 ちょうど 今 その初心が大切 
  
 展覧会で光を受ける落ち葉を観て
 落ち葉の温かさを 思いだした

 また 別の展覧会にて 
  手のぬくもりは モノ を通して 伝えられるということに触れる
 触れたら 感じられる 受身でありたい
 

ねじと調べ

 
ねじ は たまに 新しくしたり しめなおしたり しなければいけない ようです。。。



空気を入れても入れても 抜けていく後輪 自転車
ムシ を交換してからは絶好調でした

翌週 空気入れを試そうとして 前輪 自転車
バルブ が ひょいーっ と飛んで行かれました 
小さいながらも肝心な部品を新調

まだまだ 眩しい日差しを受けて サングラス
つる 片方取れてるー
小さいねじ 一本を新調 して 好調

電池切れの ちいさい 置時計
めちゃ ちいさい豆電池を交換して いい刻み


こんな ちいさい ねじたち
ねじたちが 好調なら よい調べ

あとは 体のねじ かー  あるのか??

取り換えがきかないなら なおのこと
メンテナンスが必要ですね
夜長に たゆたう はいかがでしょう
最近の体 よい調べですか



よいこと ふたつばかり 思う

 醤油を継ぎ足し 大事に育てていたかつを節
 いよいよ 香りがなくなったので
 肴にしていただきました
 ちょっと 涙ぐみます

 どうぞ
 と あも をいただきました
 その さらっとした ふるまいに 感涙です





はたらく

氣を養う 休日のあさごはん

久しぶりに 訪ねたお店
こころ落ち着く あさごはん

作る方の丁寧さが伝わってきて
思わず 背筋が伸びます
体の反応は すごぶる 素直

並ぶ本からも 伝わるものあり
案の定 読みたかった本が幾冊か
ついつい 一冊 読み終えてしまいました

三時間半の間
そっとしておいてくれた 主と小鳥に感謝


なんだか いろいろ 満たされたら
"働きたい" と思いました
休日なのにねぇ

こういう時こそ ものをつくろう
丁寧に作りたいものがあったんだ





継ぐもの

 


金継ぎ (きんつぎ)のワークショップに行ってきました


欠けたり 割れたり ひびがいったり
そうした 器たちを 
"元通り" にではなく "目立つように"修復します
えぇ 最初よりも 目立つのです
だって 金色に光るのですから


生活食器が木製だったころ
お偉い方の大事な器(茶器など) 
「割ってしまったっ えらいこっちゃー」 となった時
命懸けで器を直したことから
技術が発達したのではないかという お話でした
そこから どうやって 金にまで発展したのでしょうね
以来 金で継ぐという修復方法で
形ある物たちの終わりを 継いできたのです

生活食器が陶磁器や割れない素材になった今
ある お母さんが 金継ぎをして 器を使うようになると
自然と 子供が 器を大切に使うようになったというお話も聞きました
割れるということや
割れたら 終わりではなく 直して使う ということを 見ていて
器への接し方が変わったのでしょう
お母さんの心が子供に継がれているなぁ と思いました


今回のワークショップでは
欠けたところを 成形し 
 (今回はここまで 先生が用意してくださいました)
この部分を うつわのになじむ肌合いに合わせ
漆をひと塗りします
ここまでは 息も潜めるような 地味な行程です

ここへ 金を蒔くと
はっ とします
また 使えるようになったという合図の閃光のようでした


金継ぎで 何を継ぐか 
どうぞ おためしください




にじむひと


 にじむひとを見た

 熱も静けさも
 晴れも涙も
 いっぺんに 
 にじみ出ていて

 あぁ このひと すきだなぁ と 思う

 
 ちょっと
 まわりのひとの にじみも
 見つけてみよう


森羅万象

 
市場 
寿司屋さんの壁に
立松和平さんの色紙


  寿司に森羅万象あり




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